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色が 光が 音が 匂いが あちらこちらで賑やかにはじける嬉しさ
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いい文章はお金を払ってでも読むものだし、
だから作家、エッセイスト、物書きが生業として成立する。

最近はすてきな文章をWeb上で見つけることも増えたけれど、
フリーペーパーや広告で好みの文章を見つけるとちょっと得した気分になるし、
そういうふうにすてきな文章が「流通」する社会の文化の高さというか広さを実感して、
笑みがこぼれる。

今日、本屋さんでそんな「値段のない」いい文章を見つけて、嬉しくなりました。

岩波書店の文庫本サイズの冊子「読書のすすめ」
私が手にとったのは第11集でした。

演出家の岩渕達治、劇作家・女優の渡辺えり子、作家の中村文則などなど
知った名前も知らない名前も。
文学への思いを10ページいかないくらいではありますが語っています。

特にすてきだなぁ、と思ったのは
ドイツ語翻訳家の池田香代子さんの「文学と映画の相克」と
フランス文学や表彰文化論を専門とする研究者、渡辺守章さんの「身体性のある言葉」
内容もさることながら、日本語が綺麗。
こんな文章を一回でいいから生み出してみたいなぁ。
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以前近くにあって、気にいってよく行ってたオムライス専門のチェーン店おむらいす亭
吉野家やココイチと並ぶくらいの入りやすさと、価格です。
卵はふわふわだし、ソースがホワイト、ケチャップ、デミグラスといろいろあって飽きません。
その店舗は数年前になくなったのですが、
民事再生法適用(倒産じゃないけど倒産みたいなもの?)というニュースを見つけてびっくり。
再生して、また私の行動圏に出店してくださいっ。

↓ニュースページなのでリンク切れだったらごめんなさい↓
「おむらいす亭」が再生法 約100店展開、自力再建困難
…「おむらいす亭」など約100店を展開するオーズ・インターナショナル(福岡市)は21日、福岡地裁に民事再生法の適用を申請した。…(共同通信)
Bくんは忙しすぎて顔色が悪いけど、それでも尚つづけている。
周りの人は皆心配する。
同じ仕事をしてるAさんは一見元気そう。
でも隣りで見てるBくんは、Aさんの方が心配だという。
Aさんは我を忘れて集中する性格だし、
女性は化粧で顔色の悪さを隠すから、
周りが油断している間に急に体を壊すって。

薄化粧の友人がいつもより調子が悪そうだった。
大丈夫ってきいたら、おなかが痛いって。
いつもばっちりメイクの友人が調子が悪そうだった。
彼女はちょっと寝不足だけど、時間がなくてちゃんとメイクできなかったらしい。

お化粧は肌の上にもう一枚肌をつくり、頬や唇を彩り、目をいきいきさせる。
健康に見せかけるということも可能なのだ。

make up はつくる(make)こと
しかも完全に(up)をさす。
日本語のニュアンスでは つくりきる に近いと思う。
補ったり、仲直りしたり、荷物をまとめあげたり。

化けよそおうのも怖いけれど
健康すらつくりきってしまうというのも
怖い。
バラだけを専門に扱っている花屋さんがあります。

生花だけでなくブリザードフラワーも置いてあります。
ドライフラワーとは違って外見はまったく生花と変わりません。
感触が確かめられるように見本が置いてあったのですが、
さわり心地も生花と同じ。
まるで時間を止めたみたい。

帰り際、お店の出口の鉢植えのバラがたくさん置いてあるところで
何か空気が違うのに気がつきました。

匂いがする!

それまで見ていたブリザードフラワーは
時間を止めたかわりに
香りを失ってしまったのです。

まるで足を得た人魚がかわりに声を失ったように。

後から考えれば
週に一回バラのエッセンシャルオイル(精油)を振りかければいいじゃない
という含みのない解決法があったのですが。
さっきの記事を書きながら思ったこと。

ピンク、水色、黄色だと
黄色に一番なって欲しかったかも。
ピンクだと女の子、水色だと男の子のイメージがあるから。

もともと赤いメロリンや青いメロッチョを選ばなかったのは
性別は不明と言いつつ、女の子、男の子という雰囲気があったから。
モフモフは中性的な気がしたから。

中性的なキャラクターを好むのはなぜか、
という問題は置いておいて、
赤、ピンクは女の子らしい色で、
青、水色は男の子らしい色と感じてしまうのはどうしようもない。
これがジェンダーの一翼を担っているのかもしれないと思いつつ。

最近私自身のジェンダーについての考えがちょこっと変わってきた。

前はセックス(=物理的、狭義の生物学的な性差)以外は全てジェンダー(=社会的につくられている性差)だと思っていた。
例えば、女の子が細かいことによく気がつくというのはジェンダーだし、男の子が数学が得意というのはジェンダーだと思ってた。

でもいろいろ読んでいるうちに
生物学的な性差の範囲はもっと広くも捉えられるという気がしてきた。
視野の広さや、抽象的なものの扱い方といったものまで、生物学的な違いなのだと言うことを否定はできない気がする。
そうだとしたら、ジェンダーをなくそうと努めるだけでなくて、
それを活かす道も同時に考えなくてはいけないのかもしれない。

もちろん、社会的圧力によって本来の力を押し込めてしまうようなのはおかしいし、
断固反対していかなきゃ、とも思う。
でも反対する一方で、社会的圧力だけが原因ではない可能性も頭の一方に置いておきたいと思うようになった。

ジェンダー論についてもう少し勉強しようかな。

色々言いながら、出産祝いを送りたいけど性別がわからないときは黄色いお洋服やベビー用品に手を伸ばしてしまうという現実…
PROFILE
もともと色がよかったわけでも
全てがいたづらだったわけでも
深くよをながめていたわけでも
ないけれど
それでも
うつりにけりな
と思ってしまう今日この頃
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               Dolphin

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