かかとのこと

靴のかかとが磨り減っていると、気分がめいります。

幅の広いヒールの靴なら、減っているのが目立つし、気にしているのですぐに気付いて、修理するなり、お疲れさまするなり出来るのですが、
細いヒールだと普段は気付かなくて、ふと見ると減ってたり、はたまた欠けてたりします。

なんだかさみしい…

からからのこと

空気が澄んで、景色がきれいです。
夜空の星の瞬きも数を増し、
刷毛目を残したような薄い雲は夕立の雲より入道雲何個分も上にあります。

目には優しいこの季節も、肌や髪には厳しい季節。
気温の変化が大きく、乾燥しているからです。

朝晩の基礎化粧品を変え、クリームを携帯しても、夕方にはかさかさいい始めます。
パーマの取れかけた髪も、乾燥のおかげでカールを取り戻す始末。

毎年のことですが、この季節には自分の年齢に直面させられる気がします。

花の色が移り、散っていくのと同じように、
木々が紅葉し、落ちていくのも、
時の移り変わりを感じさせるものです。

たいいくのひのこと

海で、山で、自然の猛威と残念なニュースが多かった三連休でした。
実験だのなんだの、海外でも明るくないニュース。

個人的にも、ワクワクするようなイベントもない連休でした。
体育の日、なのに運動もしなかったし…

近くの小学校が運動会で、かわいらしい声が響いていたのが印象的でした。

いちょうなみきのこと

ここのところの大風で、ギンナンが大量に落下しています。

危険…！

踏むと滑るし、
何より匂いが取れない。

踏むだけならまだしも、
いつか頭上から落ちてきて、
悲惨な事になるのではないだろうか…と心配。

ぎんなん自体は、焼くと香ばしくて苦味とナッツ系の甘みがあっておいしいし、
イチョウの木自体は初夏の爽やかな、透き通るような緑も、秋の夕日に映える紅葉（黄葉）も風情があって好きなのですが。
あと、公孫樹と銀杏という漢字も好き。
図案化しやすい葉の形もきれい。

でも、この季節のあの匂いだけは勘弁してほしいです。

だいさんしゃだということ

当事者でなければ語れないなんてことはないと思う。

確かに、当事者だけが持ちうる語り口というのはある。
でも、当事者ではない人も別の語り口から、同じ内容を語ることはできるはず。

そのどちらもが、違った方向からではあるけれど、同じくらい真実なはず。

そうでなかったら、日本でのメキシコ研究なんて、成立しようがない。

ジェンダー論、
民族誌、
外国の研究、
バリアフリー、
マイノリティー政策、
その他いろいろ。

もちろん語り手の立場というのは、重要な要素で、
立場にふさわしくない語り口は問題だとは思うけれど。