しゃしんてんのこと

近くで小さな写真展が開かれていました。
写真展といっても、素人の、通路の一角にボードを出して数十点の写真が貼ってあるだけのものです。
知人の名前を見つけて、ちょっと嬉しくなってゆっくり見ていました。

いつもの、見慣れている建物が、道が、風景が、
四角く切り取られて、意外な表情を見せています。

一瞬の風や、人の動きが、映されているけれど、
瞬きをする間に、ひらりと動いていそうな、
でも永遠にそこで止まっていそうな、ふしぎな時間の感覚です。

黄金色に染まった銀杏並木を撮った知人の写真は、
縁からあふれ出してきそうなくらいに、光に満ちていました。

ぴざろわいやるのこと

すごいピザ。
キャビアなんかは焼いた後にのせるのでしょうか。

豪華な食材を、お手軽な料理に使ってしまおうという、コックさんの発想もすごいけれど、
気になったのは、写真の手前側のピザ職人さんの、赤いＴシャツです。
「東京」って入ってる？！

友人が日本に観光に来て、お土産に買っていったのでしょうか。
いや、イギリスでは「ＫＡＮＪＩ」ブームにのって普通に売られてるものだったりして。

↓ニュース記事なので、リンク切れしてたらごめんなさい↓
超豪華なピザお目見え＝ネット競売に出品―英
　英スコットランドのコックがこのほど、「世界で最も高価なピザ」を作り出した。シャンパンに浸したキャビアやロブスター、スモークサーモンをトッピング。…金箔までちりばめた超豪華なピザだ。
　作ったのは…ドメニコ・クロラ氏。ピザはインターネットオークション…に出品。落札額は少なくとも2000ポンド（約45万円）に達すると見込んでいる。売上金は全額、寄付する予定。
　クロラ氏は「ジェームズ・ボンドにふさわしいピザがあるとしたら、まさにこれだ」と自信たっぷり。007シリーズの最新作にちなみ、「ピザ・ロワイヤル007」と名付けた。
（時事通信）

きかいのこと

最近のデザインを気にした家電は、丸みを帯びてて、ごつごつした機械っぽさを消しています。
それはそれで、きれいなんだけれど、
なんだか、生命のない機械に見えてしまいます。

なんだろう、
近未来的で、
ブラックボックスみたいに、中で起きていることが見えなくて。

一部透明になっていて、ゼンマイがくるくる動いているのが見える時計を持っているのですが、
機械なのに、生き物くささを感じて、眺めていて飽きません。
そういう生き物っぽいところが、滑らかな曲線の加湿器や、パソコンや、暖房器具にはない気がします。

ロボットも。
工場のいくつかの作業に特化したロボットは別として、いわゆる人間型のロボット。
一昔前のＳＦに出てくるような、四角張って、ぴーとか、がーとか、言いながらしゃべる、機械機械したロボットの方が、
最近の白くて丸みのある体の、精巧なロボットよりも、
生き物のような躍動感や、ほんのちょっと不完全で不安定な感じを持っていると思います。

ＳＬなんて、止まっていても躍動感がある、と思うのですが。
雨の中でも写真を取りに行きたくなる気持ち、少しわかります。

↓ニュースページなので、リンク切れしてたらごめんなさい↓
保存ＳＬをライトアップ
京都市下京区にある梅小路蒸気機関車館で１１日夕、保存ＳＬのライトアップが行われた。Ｄ５１型１号機やＣ５５型１号機などが、光を浴びて浮かび上がった。（時事通信社）

しんまいのこと

収穫の秋。
新米の季節です。

おそばでも食べようかな…と思っていたら、
「今日から新米です」
の張り紙が。

思わず丼ものにしてしまいました。

言われてみれば、おいしいような…

こころのえいようのこと

活字離れ、本離れが問題となる昨今、自分の生活を振り返って愕然としました。
この１ヵ月の読書時間が０時間。

必要がある本、論文、資料は大分読んだけれど、それは小学校の教科書を読むのが読書にカウントされないのと同様、抜かして考えなくては。
とりあえず、読む目的があまりにもはっきりと自分のキャリアのためや、知りたいことを調べるためだったら、読書とはいいたくない。
それは書物を読むことではなくて書物の中の情報を取り出すことに過ぎないと思うから。

小さな頃「本は心の栄養」ということばを聞いて、なんだかすごく納得した記憶があります。
今の私の心は栄養失調ぎみ。
色鮮やかな世界を楽しむためにも、栄養補給を怠らないように気をつけなくては。