だいさんしゃだということ

当事者でなければ語れないなんてことはないと思う。

確かに、当事者だけが持ちうる語り口というのはある。
でも、当事者ではない人も別の語り口から、同じ内容を語ることはできるはず。

そのどちらもが、違った方向からではあるけれど、同じくらい真実なはず。

そうでなかったら、日本でのメキシコ研究なんて、成立しようがない。

ジェンダー論、
民族誌、
外国の研究、
バリアフリー、
マイノリティー政策、
その他いろいろ。

もちろん語り手の立場というのは、重要な要素で、
立場にふさわしくない語り口は問題だとは思うけれど。