きらきらのこと

甘いものと同じで
きらきらしたものも
無条件に好き。

自然のきらきら
水の輝き
　音も一緒になって踊っている川の流れ
　遠くで光る海や湖
　頭上できらめく水面
　露がこぼれる瞬間
　炭酸水
　涙、潤んだ目。
氷の輝き
　朝のつらら
　つもった雪
　かき氷？

アクセサリーのきらきら
金属の輝き
　ピンク色がかったゴールド
　艶のある銀
　くすんだ銀も好き。
透き通る輝き
　ダイヤモンド
　とはいわないけど
　天然石の透明度の高い輝き
　ローズクウォーツなどの
　半透明な輝きも好き。
反射する輝き
　真珠をはじめとする
　やわらかい輝き
　貝の細工
　螺鈿とかは
　柔らかい上に七色に光る
　不思議な感じが好き。

空気のきらきら
音の輝き
　鍵盤楽器の弾む音
　ハープ
　シロフォン
　歓声。
文字の輝き
　華やかな漢字の羅列
　アルファベットの飾り文字
　目に飛び込んでくる単語
　目を覚ましてくれることば。

きらきらにあふれた生活は憧れ
そういう生活をしている人の周りには
自然ときらきらが集まってくる。

きっと
きらきらを見つけるのが目敏いんだ。
なんでもきらきらに見えるんだ。

でも
辛い生活の中に見つけたきらきらは
その輝きが増して見える。

きらきらを見る余裕すらない生活は
さみしいと思う。

てのこと

血液型で性格は決まらないと思うけど
人相は性格を決めるかもしれない。

それよりも確かなのは
性格は人相に反映されるかもしれないということ。
だから人相をみるのはなんだか説得力があると思ってしまう。

もうひとつ
手相も信じてしまいがちだ。
手は人が外界に積極的に触れる接点となるところ。
仕事や生活の影響が現れるところ。

手のきれいな若い女性は素敵だと思う。
もっとすてきなのは
細かくしわの刻まれたおばあちゃんの手、かな。
　ちなみにたくさん働いたから、とかいう
　道徳的な（？）理由ではありません。
　水仕事とかしなかっただろうな、っていう
　裕福なかんじの
　別の言葉で言えば
　幸せに暮らしてきた
　その積み重ねのような手が好き。
よく働きそうな大きい手の男性もいいけど
女性的なきれいな手の男性も素敵だと思う。
　それこそ
　働く必要のないくらいの
　余裕を感じさせる手。

で
今日薬屋さんのレジで
とてもきれいな手のお兄さんに会いました。

普通はレジの人の顔なんてあまり見ないんだけど
お釣りを渡す手があまりにもきれいだったので
（でも声は男性の声だったので）
思わず顔を見てしまいました。

ちょっとへんなお客さんだったかも…

でも
細くて長い指で
肌理が細やかで
透けるようにではなく
しっかり中身の詰まった白さで
爪が白い部分0.5ｍｍくらいにそろってて
自然なカットなのにきれいなスクエア型で
コインを扱う動作に無駄がなくて

きれいな手って
しばらくみてても
飽きない気がする。

たりないもののこと

少し前まで
今一番欲しいものは何？
と聞かれると
時間
と答えていた。

今は
才能と経験
が欲しい。

一番欲しいものが２つだよ、
というつっこみはおいといて…

これまではたぶん
無自覚ではあるけれど
時間さえあればどうにかなると思っていたのだ。
きっと。
それはつまり
自分の能力を信頼していたということ。
時間という外の要素さえ充分にあれば
今抱えていることをうまく解決でき
もっと上を目指せると
思っていたということ。
それってある意味幸せだ。

今の私はそんなに幸せではなくなってしまった。
いくら時間があっても才能がなければできないこともあるし
数百年の単位で時間がない限りできない経験がある。
と思うようになってしまった。

経験を補うのは想像できる才能で
経験を生かすのも視点を設定できる才能かもしれない。
だとしたら
私は才能が一番欲しい。

欲しいと思うということは
自分が満足できるほどにそれを持っていないということ。
今それが不足していると思っているということ。

才能は
時間をかけることや
努力することでは
代替出来ない。
出来ないけどせざるをえないのかも。

才能のなさに気づくことができる才能があったことに感謝したい。

ごがつびょうのこと

あぁ、
五月病ってこうやってなっていくんだ。

寒くて
だるくて
体が動かなくて。

一日くらい
一回くらい
って
手を抜いちゃって。

とりあえず
その辺にあるもの着て
とりあえず
クラッカーかなんかかじっといて。

なるべく
距離を歩かないように
なるべく
人に会わないよいうに。

肩を落として歩き
目を落として向かう。

大雨で電車が止まればいいな。

はるのよのこと

不規則な時間に寝ていると
からだが困っているのがわかります。

えっ、もう寝ていいの？
もうちょっとがんばるの？
ねーってば、もうねちゃうよ！

からだが寝るサインは
体温、かな。
からだの中心部分の温度がすーっと下がって、
逆に手足の先の温度は少し上がって、
体全体が均一な温度に近づくかんじ。

横になったり、寝ていたりしても
この体温変化がないときは、
あまりからだが休まっていない。
目や頭はしっかり休まっているんだけど。

しっかり目が覚めるときは逆。
手先、足先の温度はちょっと下がるけど、
からだの中心で血がまわりはじめるかんじで、
全体として体温は上がる。
ふとんから出てもこうならない時は
まだからだが寝足りないとき。

暖かくなってくると
手足の温度が外から無理やり下がることがないから、
無理やりからだが起こされるということも減るかな。
これが春眠暁を覚えず、の正体なのか？！
日照時間の関係（春になると日が長くなる＝夜が短くなるので睡眠時間は変わらなくても明け方まで寝ていることになる）という説明もあるそうな。
でも、外の寒さがいやでなかなかふとんから出ないから、
結局だらだら横になってる時間は冬の方が多い気がする。

春眠不覚暁
処々聞啼鳥
夜来風雨声
花落知多少

うん、やっぱり。
鳥の啼き声や風や雨の音は聞こえてるのだ。
花も散っちゃっただろうなって、考えてるのだ。
頭はおきているけど
からだがおきてない
という状況じゃないだろうか。
「覚」というのは覚醒、頭がおきることをさすけど、
それにしては後の３つで意識が働いてる、
ような気がする。
（漢詩に詳しいわけではないので勝手に想像しただけです…）

諸々の事情があって、
いつもからだの願い、要求どおりには
睡眠をとってあげられないけど、
ごめんね。