はっきりいわれてしまったこと

他でだったら通用するかもしれないけど、って。
表向きは取り繕えるかもしれないけど、って。
でもそこに本当に意味はあるの？って。

耳に痛いことだけど。

昔から、そうだった。
変に刹那的で、過去を知ることに面白みを見出せなかった。
変に唯物論的で、目の前に見える実体のあるものを調べたがった。
変に理想主義で、うまくいっているきれいなところに目を向けたがった。
変に臆病で、けんかするのは大嫌いだった。

三つ子の魂百まで。
その志向が変えられるとは思わないけど。
でも、それと違った方向にも向いていかなきゃいけないんだと思う。

昔を知らなきゃ、今は本当にはわからないし。
証拠はなくても、観念の世界はきっとあるし。
いつもいつも、うまくはいかないし。
けんかも、時には必要だし。

バランス、かな。
思いっきり刹那的になるんだったら、それもいいと思う。
でも、そこまでなれる人って、すごく特別な人。
変に刹那的なところに拘っているくらいなら、自分の中の過去への興味にも目を向け、芽を出させたい。

今は片一方の端が見えないやじろべえのバランスをとってる感じ。
両方の端が自分の中にあるのをちゃんと見て、それからバランスが取りたい。