いまじんどふるさとのこと

こういう家に住んでみたいと憧れ、懐かしく思うのは、
遺伝子にでも組み込まれてあるのでしょうか。
それとも、imagined communities（イマジンドコミュニティー、想像の共同体）ならぬimagined FURUSATO想像のふるさと、みたいなものなのでしょうか。

もともとの自分のイメージがない方がイマジンできる。
ニュース記事では故郷の家を思い出している人の話が主だけれど、
「ウサギ小屋」とか「マッチ箱」で育った人の方が、ふるさとを想像し、あいまいに憧れることが多いような気がします。
故郷の家という具体的なイメージがあると、それとちょっと違う障子のかんじに違和感を抱くかもしれないけど、想像のふるさとなら大丈夫。

最高にぜいたくな住まい…古民家を“新築”
…古民家に着目する年配者が増えつつある。古民家を保存するというよりも、古くなった家屋に使われていた資材を資源として考え、“再活用”しようという動きだ。新築住宅に再利用するほか、マンションの一室に古民家を再現する業者も登場。…