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色が 光が 音が 匂いが あちらこちらで賑やかにはじける嬉しさ
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「ひ」の中では「陽」が一番好き
なんとなくだけど。

「ひ」の対になるのは「陰」
陰陽の「おん」
陰陽の「いん」
 これはちょっとした読み方の変化(へんげ?へんか?)
「かげ」と読む場合もある。

また別の「ひ」と対になる「かげ」がある。
「影」
今は暗くなっている部分をいうけど
「ほしかげ」「つきかげ」のように
もともとは明るい部分をさしていたようだ。
おもかげ、ひとかげのようにかたち全般にも使う。

「陰」はひっそりと後にかくれている力あるものというかんじ。
きらめく光に拮抗する力を持ちながら表に出てこないもの。
「動」に対する「静」
「正」に対する「負」のように。
かげりや覆われているところをさすこともある。

「影」は光に依存する実体のないもの。
古くは光があたってかたちが現れているところ
今では光があたらないためにかたちが現れているところ。
どちらでも、実体はないが影として映ることで光の存在を意識させる。

徳川家康の影武者は陰武者ではないけど
暗躍するのは影のではなく陰の実力者。

陰は光と同等かそれ以上の力を持っているのにその背後にいるだけ。
「ひ」と「陰」には対立しせめぎあう関係が感じられる。
影は光にすがっている。
「ひ」と「影」は共存関係。

人は光を見ることはできない。
見ているのは影だけ。
影を見て光があることを知る。

……以上とりとめなく思ったこと。
日本語っておもしろい。
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もともと色がよかったわけでも
全てがいたづらだったわけでも
深くよをながめていたわけでも
ないけれど
それでも
うつりにけりな
と思ってしまう今日この頃
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               Dolphin

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