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色が 光が 音が 匂いが あちらこちらで賑やかにはじける嬉しさ
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秋の歌、と言われて一番に思い浮かぶ歌。

秋きぬと
 目にはさやかに
  見えねども
 風の音にぞ
  おどろかれぬる
       藤原敏行

古今和歌集4巻より

ただし、秋の気配が十分感じられる9月の歌ではありません。
詞書に「秋立つ日によめる」とあるので、立秋の日の歌です。
太陽暦で言うと8月くらい。

「秋立つ日、と言うけれど、まだまだ、夏。
目にはっきりと見えるほどの秋らしい様子はないけれど、でも、ふと聞こえた風の音に、やはり秋は来ていたのだ、と気づかされました。」
という歌です。(たぶん大意はあっているはず…)


この和歌に関する学校での思い出が2つあります。

ひとつは英語の夏休みの宿題。
好きな日本語を英訳するという宿題が出て、大好きなこの和歌の英訳を作ってみたこと。
記憶をたどるとこんな感じでした。
 The autumn is beginning, according to the calendar.
 But I could see no signs of changing.
 Suddenly, the sound of the wind makes me find that the new season has come up.
やっぱり難しい…
英語の詩のようなリズムが出せないのと(これはあたりまえ…)、「暦の上では秋が来たけれど、まだ夏だ」という様子が表せないのと、「おどろかれぬる」というはっとする感じも表現し切れませんでした。

もうひとつは、国語の時間。
「風の音」が焦点になりました。
どんな音だったのだろう、と。
風の音、というとひゅーひゅーという木枯らしの音を思い浮かべますが、季節に合いません。
木や草のそよそよという音、
風鈴の音、
簾や木の戸の音…
風そのものの音というよりも、風が立てた物音、というかんじがします。
私は、戸が「かたり」という音を思い浮かべました。

立秋の日、皆挨拶の度に「秋が来ましたね」と言うけれど、見てわかるほどの秋らしい変化はない。
秋は名のみの…暦の上だけの秋ではないか、と思っていたその夜、明かりを落として横になり、うとうとしている時、風がすっと吹いて、「かたり」という小さな音がする。
秋はもう来ていたのだ、とはっと思った原因は、吹きぬけていった風の少しだけひんやりとした感触だったのか、戸の音だったのか。
目に頼りすぎると見逃してしまうような、小さな小さな秋の兆し。
何でも見ようとしてしまうのではなく、目をつぶることで初めて、わかることだってある。
目では見えない「音」にはっとしたことに、はっとさせられた。
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秋の味覚、色々ありますが、ひとつは柿。

生の柿はあまり好きではなく、よく熟したとけかかっているような柿は(好きな人にはたまらないのでしょうけれど)ちょっと無理です。
固くてしゃきしゃきするくらいのものなら、少しは食べます。

でも、干し柿は大好きなんです!
年によっては家で干して作ることもあります。
多めに作っても、そろそろ食べ頃かなぁ…と味見をしているうちに結構な量がなくなってしまいます。

お菓子のようにきれいにつつまれて、箱に入った干し柿もおいしいけれど、だんだん色が濃くなって透明感が出てくる様子を見ていた干し柿も、おいしいのです。

熟した柿が苦手、なんて言うと正岡子規さんに呆れられそう。
柿、というと子規の俳句が思い浮かびます。



最近、間隔を変えられるGIFアニメ作成ソフトを入手したので、柿の句を題材にアニメーションを作ってみました。
GIF版もあるのですが、一時停止が簡単にできるビデオ形式もいいなぁと思ったので、Youtubeにもアップロードしてみました。
アガサ・クリスティ、大好きな推理小説作家のひとりです。
『そして誰もいなくなった』はどろどろしたストーリーなのに、小学生の頃、謎解きを楽しみに読みきってしまいました。
今読んだら、どろどろも分かってもっとおもしろいのだろうな。
キーになるアイテムのひとつに「インディアンの人形」があって、幼稚園でよく人数を数える(数えられる)時に歌っていた「テン リトル インディアンズ」(♪One little, two little, three littele indians…)が出てきて、とても怖かった覚えがあります。

さて、ヒッキーマッキーは、画面の外に飛んでいってしまうときがあるようです。
なごりがいなくなっても、アドアドおじさんはぴょこっと出てくるけれど…



本当は飛んで行った後すぐに、なごりはちゃんと画面に戻ってきます。
画像は戻ってくる直前で止めちゃいました。
しかもアドアドおじさんを少しだけ加工して、時間を長く見せてあります。

誰もいなくならない、にぎやかなメロパーです。
久しぶりに、父、母と3人で食事に行きました。

ランチメニューが「平目のムニエル」「鰯のオーブン焼き」「チキンの香草焼き」「ハンバーグステーキガーリックソース」と4種類もあったのに、3人とも同じ「ムニエル」を頼んでしまってびっくりしました。
普段だったらチキンにするところだけれど、なんとなくお魚が食べたい気分だったのでムニエルにしたのですが、おもしろいもので、父も普段だったら鰯にするところだけどなんとなく平目な気分だったそうです。

ムニエル自体もおいしかったけれど、つけあわせのマッシュポテトがなめらかで幸せでした。

写真に撮り忘れたけれど、前菜がサラダと「ワンスプーン」だったのです。
スプーンの上にパプリカやズッキーニ(たぶん)やパンチェッタ(塩漬けの豚肉、ベーコンの一種?)などが色鮮やかに盛られていて、見た目もきれいでした。

味だけではなくて、見た目も料理をおいしくする大事な要素なんだなあ…

画像はリヴリーのよつばが、楽しそうな表情(?)を浮かべているところです。
Tシャツ時計が白黒だったので、メロのホームの模様替え。
今までのピンクとグリーンメインのお部屋に、パンダグッズを加えて白と黒の色も足しました。

パンダのゴミ箱ですが、足元のペダルをクリックするとこんな風にふたが開くんです。
かえるの方もクリックすると口が開いたり閉まったりするのですが、パンダゴミ箱の動きのほうが、現実のごみばこでもありそうな動きでおもしろいです。



そういえば、昔見たクイズでこんなのがありました。
細かい文章まで覚えていないので、捜索した部分もありますが…
ハロウィンも近いし、ちょっとひんやり、背筋の寒い(?)クイズです。

「丘の上にある誰も住んでいない古びた洋館に、幽霊が住んでいるという噂がたちました。しかしどんな霊能力者に聞いても霊の気配は感じられません。でもなぜか、蔦の絡まるその洋館の応接間のドアは、風もないのにいつも閉じたり閉まったりしています。なぜでしょう?」

答えは…以下をドラッグして反転させると読めます。
ここから
「閉じたり閉まったり」しているのだから、結局いつも「閉」の状態。
住む人もいないし蔦が絡まり誰も開けない…というだけのことでした。

「開いたり閉まったり」という表現のほうが馴染みがあるとだまされてしまう、という錯覚を利用したクイズでした。
うーん、でも「~たり」というのは辞書に拠れば「動作の並行・継起することを表す。または一例をあげて、同様の事があるのを暗示する時用いる。」とのことです。
「閉じたり閉まったり」という文章は、複数の動作が連続しているわけでもなく、いくつかの状態の中のひとつを示してもいないので、間違った日本語なのかもしれません。
ここまで
PROFILE
もともと色がよかったわけでも
全てがいたづらだったわけでも
深くよをながめていたわけでも
ないけれど
それでも
うつりにけりな
と思ってしまう今日この頃
               HN:
               Dolphin

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