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土曜ドラマ
マチベン
最終回でした。

深川さんの事件がわかることで天地先生がなぜ調べていたかわかり、無罪が証明される
という論法で深川さんを証人として法廷に呼ぶことは叶ったものの
神原先生のゆさぶりにもかかわらず
孫娘をかばって自分が殺したとしか話さない深川さん。
しかしその孫娘が「本当に幸せになりたい」と証言することを申し出てきます。
それを断るも、深川さんに向かって
裁かれる事は同時に許される事
あなたがかばおうとしている人は嘘を重ねて生きなくてはならない
許されないまま生きなくてはならない
と畳みかける。
それでも落ちない深川さん。
その深川さんをして真実を口にさせたのは
殺そうとして突き飛ばした
という天地先生の偽の告白でした。
深川さんの行為を再現して見せているような告白
弁護側はもちろん
証人の深川さんも
天地先生のもと同僚検事を含む検察側も
傍聴席で見守る深川さんの娘と孫娘も
それが嘘だと知っているけれど
誰かがそれを嘘だといわなければ
それが真実となってしまうだろう告白。
最後は深川さんも再審に同意し
孫娘は神原先生が正当防衛の線で弁護
もちろん天地先生は釈放
というハッピーエンドでした。

しかし
ハッピーエンドらしく終わらせていますが
最終回のタイトルどおり
真実は怖いものかもしれません。
マスコミの取材攻勢は当然考えられるし
深川さんたちの生活は安泰とは行かないでしょう。
天地先生は法廷戦略(?)とはいえ法廷を侮辱した罪に問われるかもしれないし
検察は世論にたたかれるだろうし。

もうひとつ
真実は怖いものかもしれません。
というのは
何が真実かは一つではないから。
おじいさんにとっては罪の烙印を押されることは不幸だというのが真実だった。
だからそれが押されないことが「幸せ」だと思った。
それは真実の思い。
でもそれは孫娘にとっては
押されるべき烙印を人に背負わせていること
自分の罪を引き受けてないということ
その人のためにも幸せにならなければと思い続けること
そして、それは、幸せではないこと。
これも一つの真実。

難しいなぁ…

とりあえず
江角マキコさんは(ちょっぴり滑舌悪かったけど)かっこよかったし
山本耕史くんの神原先生はなんだかすごく成長したし
楽しめたかな。
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全てがいたづらだったわけでも
深くよをながめていたわけでも
ないけれど
それでも
うつりにけりな
と思ってしまう今日この頃
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