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色が 光が 音が 匂いが あちらこちらで賑やかにはじける嬉しさ
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花といえば、今は金木犀の季節でもあります。
小学校の周りに植えてあったので、金木犀の香りは懐かしい香り。

桂花、とも言うそうです。
いかにも照葉樹、というかんじの厚い濃い緑の葉と、
夏の終わり、秋になると咲く、たくさんの山吹色の小さな花。

くらくらくするくらい、甘くて強い香りで、
小さな頃は、香水は金木犀の花から作るんだ、と思っていました。
同じ頃、お母さんの白粉は、おしろい花からできるんだ、と信じていました。
あと少しで、母の誕生日に金木犀の香水とおしろい花の種からつくった白粉が届けられるところでした。

秋晴れの夕方、長い影を引きつれて歩く子どもに似合う香りです。
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彼岸花の季節になりました。

彼岸と言う名前のせいか、
揺れる赤い花弁が炎を思わせるからか、
根に毒があると聞いたからか、
どうも不気味で、好きになれない花です。

別名、曼珠沙華。
小さい頃、幽霊花というよび方も聞いたことがあります。

夜道でも、彼岸花のある辺りはなぜか、ぼぅっと明るくて、
暗い中でも鮮やかに赤色が見える気がします。

夜、一人で歩いていて、道端で出会うと、
思わず後ろを振り返って、
誰もついてきていないことを確かめたくなるような花です。
色の組み合わせを考える時、
色相かトーンのどちらかに共通点があるときれいに見えると習いました。

色相とは、色味、黄・緑など、いわゆる「色」のこと。
トーンとは明度と彩度の組み合わせ、ビビットカラー、パステルカラーなどの分類はトーンの似ているグループ。
明度は白黒にしたときの明るさと思えばいいようです。
赤より黄の方が明度は高くなります。
彩度は白と黒が入っている多さ。
真っ青は彩度が高く、水色や紺色は低くなります。
明度高、彩度高が鮮やかな色、黄色など、
明度低、彩度高は深く濃い色、紫など、
明度高、彩度低はパステルカラー、ピンク、クリーム色など、
明度低、彩度低は黒っぽい地味な色、茶や臙脂など。
というかんじでしょうか。

どちらかは統一して、どちらかは対比させる、
理科の対照実験を思わせる仕組みですが…

身の回りを見てみると納得させられることは多いです。
洋服だったり、家具だったり。

淡いピンクに臙脂のラインが入ったセーター(色相)、
ベージュの本体にクリーム色の文字盤の掛け時計(色相)、
渋い柿色とくすんだ紺色がベースになっている絨毯(トーン)、
ペールピンクの地の模様にペールグリーンの葉と淡いオレンジの花がデザインされたスカーフ(トーン)。

反対にどちらにも共通性がない組み合わせは
きれいでない分、違和感もあって、目立つと思います。
踏み切りの黄色と黒とか。

人間関係も一緒かもしれません。
どこかに共通点があって、
でも、
どこかに違う所があって。
時には違和感のある組み合わせも、なぜかうまく行っていて。
ちょっとぶれていますが、以前の記事で紹介した橋の夜の様子です。
ライトアップされて一段と綺麗です。
とうとう帰ってきました。
やっぱり家は落ち着きます。

あっという間でしたが、多くの方にお世話になり、
楽しく、有意義な時間を過ごせました。
ありがとうございました。

さぁ、日常にもどらなくては。
PROFILE
もともと色がよかったわけでも
全てがいたづらだったわけでも
深くよをながめていたわけでも
ないけれど
それでも
うつりにけりな
と思ってしまう今日この頃
               HN:
               Dolphin

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