さくらさくきっとかっとのこと

受験シーズン、キットカットの「きっとサクラサクよ」シーズンの到来です。

こちらはなんとさくら風味。
これを食べたらサクラサク？！
色はきれいなペールピンクで、幸せを運んでくれそう。
でもお味のほうはいまいちでした。
桜餅のような香りのするチョコレート。
桜をチョコレートにしようというのだから、難しいのでしょうね。

キットカット（複数形でキットカッツ→きっと勝つ）の他にも、
定番のカツ弁当（カツ→勝つ）
五角形のマグカップ（五角→合格）
明治のカール（うカール→受かる）
ハイレルモン（ハイレルモン→入れる）
コアラのマーチ（木から落ちない）
キシリトール（きっちり通る）
などなど、
縁起かつぎのお菓子はたくさんあるようです。

人事を尽くして天命を待つ、
尽くせる人事の中にお菓子を食べることが入っているならいくらでも食べるさ、とか
食べることで天命に、というか神様にちょっとでも助けてもらいたいと思うとか、
必死になっている人たちにしてみれば食べたくなるものなのだと思います。

さらに流行しているし、イベント的なのりで買っていたり、
受験生を気遣って買ってみたり、
需要は多そう。

カツ弁当は実際に食べました…
キットカットを受験生にあげたこともあります。
志望校の記念グッズなんかも、買ってきてあげたことがあります。

受験って、後から振り返るとなぜか、甘酸っぱいような、ほろ苦いような、懐かしい思い出。
でも真っ只中にあるとそんなこと言ってられないし、
ちょっと先に控えてると、その受験を今までの受験と同じように相対化してみることなんてできなくて、
そういう「high-stakes test」なんだろうな。