あつさのいろのこと

暑さには色もあります。
たぶん、きっと。

芝生のほとんど白に近いくらいに強い緑の反射、
暗い木陰の中に浮かび上がる白っぽい葉の観葉植物、
日陰との境目のアスファルトの白さ、
揺らめく陽炎の向こうににじむぼんやりした色たち、
明るすぎて青というよりは白い空の色、

原色よりも、明度のコントラストの高くなる、白くくすんだ色の方が暑い気がします。
逆に暑さをやわらげてくれるのは

ブルーシートのかげでうっすら青く染まったものたちの色、
闇の中にほんのり見える色。

かいまくせんのこと

夏の甲子園・高校野球、開幕戦。
北海道・白樺学園高校vs高知・高知商業

序盤から点の取り合いで、面白い展開。
まずは白樺学園がリード。
両チームとも早めにピッチャーが交代していきます。
白樺学園もがんばっているので応援したいし、明徳義塾高校を破って甲子園に来た高知商業も一回戦で負けてる場合じゃないよ、と応援したい。


中盤から高知商業が動きを取り戻してきたかんじで白樺学園に得点を与えず、逆転。
そのまま逃げ切って結局１０－７で高知商業の勝ち。

両チームあわせて２７本もヒットが出たそうです。
敗退した白樺学園も、最後に「ここで野球ができてよかった」というような笑顔を見せてくれて、爽やかでした。
来年またがんばってほしいです。

これからの試合が楽しみになる、わくわくするような開幕戦でした。

あつさのにおいのこと

暑さってきっと匂いもすると思います。

焼け付いたアスファルトの匂い、
乾いた塩の匂い、
うだった植物の青苦い匂い、
金属のさびたような匂い、
ぬるくなったビールの匂い、

匂いを感じる前に、湿気と気温で鼻が利かなくなっているような気もします。
逆に暑さをやわらげてくれるのは

氷をかくときの鈍く灰色に光る金属のような匂い、
森の木と土のむせかえるような厚くて甘みのある匂い、
小川の匂い、
夕立の匂い、
ラムネの匂い、
レモンを絞る匂い、
ひんやりした岩の匂い、
ウナギや焼き鳥を炭で焼く匂い、

かわくこと(BlogPet)

はなのは、Dolphinがからだみたいなblogしたの？

ここでDolphinは水分みたいなblogしないです。



*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「はなの」が書きました。

あつさのおとのこと

夏らしく暑くなってまいりました。
夏バテしないように気をつけましょう。

暑さって音になるような気がして、少し考えてみました。

みんみんゼミの鳴き声、
金属のきしみ、
くぐもった響かない音、
みんみんゼミの鳴き声、
植木鉢に水がしみこむ音、
サンダルのぺたぺたいう音、
みんみんゼミの鳴き声、
冷蔵庫のモーター音、
じりじり肌が焼ける（ような）音、
みんみんゼミの鳴き声、
遠くで聞こえる笑い声と歓声、
粘度の高い空気の中で皮膚がぜいぜいと呼吸している音、
みんみんゼミの鳴き声。

暑さで頭が堂々巡りをしていますが…
逆に暑さをやわらげてくれるのは、

せせらぎの音、
ちゃぷんという水の音、
グラスの中の氷の崩れる音、
風鈴の音、
木の葉のざわめく音、
お祭りの賑やかな音。